45歳にして初めてかっぱ寿司の食べホーに挑戦してきました。
30代の会社員時代はそれなりに収入があったため、回る寿司ではなくカウンターの鮨屋に行く機会が多かったのですが、独立してからは収入が減り、そんな鮨屋に行く機会もめっきり減りました。それでもたまに寿司が食べたくなって寄ってしまうのがかっぱ寿司です。正直、かっぱ寿司の寿司は他の回転寿司と比較して美味しい部類には入らないのですが、僕が行く店は立地がよく買い物帰りにさくっと寄れるのが利点です。
今回はそんなかっぱ寿司で一度やってみたかった「食べホー」という60分食べ放題に挑戦してきました。結果から言ってしまうと、普通に頼んでもいいかな、と。行くのなら学生アルバイトを連れて行ってあげようと思いました。
予約方法は?
予約方法が至って簡単です。かっぱ寿司のスマホアプリをインストールして、そこから行きたい日時を選び予約ボタンを押すだけ。めちゃくちゃ簡単なので本当に予約できているのか心配になりますが、大丈夫でした。また、万が一当日行けなくなった場合もスマホからキャンセルすることができます。僕も一度だけ仕事の都合で行けなくなり、当日1時間前にキャンセルしたことがあります。
予約日当日
予約した時間の10分前までにお店に伺います。空いている場合はすぐに席に案内してくれますが、混んでいる場合は少し待たされます。僕が選んだ店は京都・河原町通りの繁華街にあり、外国人観光客も多いため若干待たされました。
時間になるとスタッフが席に案内してくれます。その席は食べ放題客優先なのか分かりませんが、回転レーンの前半にあります。つまり、すぐに寿司を受け取ることができ時間のロスが最小限になります。ぶっちゃけ、食べ放題は座る席が重要だと思っていたので、今回はかなり好印象を受けました。
席に座るとスタッフが食べ放題の内容を案内してくれます。食べ放題対象の寿司は決まっています。それでも50種類以上あります。注文は通常通りタッチパネルで行うのですが、間違って対象外の商品を注文すると別途料金が発生します。開始時間はかなり適当で2〜3分ほどの誤差なら融通が効きます。
食べ放題開始
普通はメニューに載っている順番に食べると思いますが、高級鮨屋に慣れた僕は赤身からスタートするなんて野暮なことはしません。まずは白身魚からスタートしました。そしてイカやタコ、貝類を食べ、アジなどの光物に入り、最後にマグロなど赤身を食べました。食べ放題のセオリーとして味わいの軽いものから食べるというのが重要です。たまに焼き肉や揚げ物が乗っている寿司があるのですが、単にお腹が膨れるだけなので食べ放題では控えましょう。
握り寿司を一通り制覇したら次は軍艦巻きに。こちらも10種類くらいあるのですが、全部食べると腹いっぱいになるので食べたいものだけ食べましょう。こちらはイクラやカニ味噌など比較的味の濃いものが多いので前半に食べるのは控えたほうがよいと思います。
軍艦巻きの次は巻き寿司に行く予定だったのですが、意外にお腹が膨れてきたので少し休憩。赤味噌の味噌汁の注文。味噌汁は2種類あります。貝が入っているものと、焼海苔が入っているもの。ここで貝を食べるとさらにお腹が膨れるので、僕は焼海苔を選択しました。
この時点で残り約20分。これ以上食べたら確実にその後の仕事に影響すると思い、ここでリタイアしようか迷ったのですが、止めました。巻き寿司はあきらめて、握りでもう一度食べたいものを注文しました。これで17皿+味噌汁。ギリギリ元をとった数になります。
結局残り5分前に会計しました。ちなみに食べ放題(男性)は税込み1708円です。
こんな食べ方も
僕の隣には女子大生2人が座って食べ放題していましたが、その食べ方が印象的でした。まず真っ先に注文したのがスイーツだったのです。普通寿司でしょ!?って思うのですが、そんなセオリーは彼女たちには関係ないようで、とにかく食べたいものをひたすら食べる感じでしたね。すごいのはスイーツがメインで、スイーツの口直しに寿司を食べるような食べ方。スイーツ、寿司、スイーツ、寿司みたいな。そしてシメもやっぱりスイーツでした。
ちなみに彼女たちの一人の寿司の枚数を数えてみたら14枚。意外と食べてる。でもスイーツの皿が6枚以上あります。スイーツは別腹と言いますが本当なんだなと実感しました。これは女子大生だからなのか、20代・30代の女性でもこうなるのか、今度連れて行って確かめようと思います。
結果的に
正直、17皿食べるのは相当苦しかったです。その日の晩ごはんは必要ないくらいでした。普通に食べたら10皿程度で十分ですし、食べ放題対象外の寿司も食べたかったです。だから、もうひとりで食べ放題をすることはないと思います。しかし、学生アルバイトのように質より量を重視する人たちを連れて行くにはちょうどよいかも。うちの会社のアルバイトなら軽く30皿は食べるような気がします。