関西で人工肺ECMO(エクモ)が導入されている医療機関
新型コロナウイルスの治療の関するニュースの中で、ECMO(エクモ)という言葉を聞く機会が増えています。このエクモとは人工肺のことですが、皆さんがよくご存知なのは人工呼吸器だと思います。人工呼吸器は患者本人の肺の機能を利用するものです。一方、人工肺は患者の体外の装置で血液に酸素を加えて肺の機能を代替するという点で大きく異なります。
人工呼吸器は患者本人の肺を使うわけですので、患者の肺が弱っている場合は使用することが困難です。しかし、人工肺(エクモ)は患者本人の肺を休ませ、外部の装置で代替するため、患者の肺機能が弱っている場合でも使用できます。また患者の免疫機能が働き始めるまでの時間を稼ぐこともできます。
このエクモですが、2021年2月時点の調査では全国に約1,400台が配備されています。この数字だけ見ると、結構多いじゃないかと感じるかもしれませんが、このエクモを使用するには経験値が必要で、NPO法人「日本エクモネット」によると現在全国で新型コロナ対応で稼働しているのは約130台と言われています。
今回はこの中から関西にフォーカスにて、エクモが導入されている医療機関をご紹介します。
関西で人工肺ECMO(エクモ)が導入されている医療機関
大阪府
- 大阪大学医学部附属病院
- 大阪市立大学医学部附属病院
- 近畿大学病院
- 大阪母子医療センター
- 大阪市立総合医療センター
- 堺市立総合医療センター
- 済生会千里病院千里救命救急センター
- りんくう総合医療センター
- 大阪府立中河内救命救急センター
京都府
兵庫県
和歌山県
滋賀県
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