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XYZの世代分類。Z世代の特徴とは

Z世代という言葉、最近新聞で目にする機会が増えました。また、マーケティングに関する仕事を行っている場合は普段から利用している人もいるでしょう。このZ世代の前にはY世代があり、さらにその前の世代をX世代と呼びます。これらは主にアメリカで使われる世代分類です。3つの世代の特徴を簡単にまとめてみました(出所:日本経済新聞)

X世代
  • 1960〜70年代生まれ
  • 個人主義的傾向が強い
Y世代
  • 1980〜90年代生まれ
  • ミレニアル世代とも呼ばれる
  • リベラルな価値観が強い
  • ゆとり世代とも呼ばれる
Z世代
  • 2000年代生まれ
  • 幼い時からスマホやSNSに親しむ

僕は1974年生まれですので、2世代前のX世代です。なんだかすごく旧式な感じがしてショックです。ただし、X世代は団塊ジュニア世代でもあり、対象となる人口は多く、マーケットとしては魅力的だと思われます。40代以上なので金銭的にそれなりの余裕もあるからです。

一方、現在20歳までの世代をZ世代と呼びます。彼らは生まれた時からインターネットが使えるので、「デジタルネイティブ世代」と呼ばれます。小学校では当たり前ようにタブレットを使い勉強して、個人用スマホを持ち歩く生徒も多い。情報収集手段はほぼインターネットで、本やマンガも電子書籍で読むことが多い。僕ら世代のようにエロ本を見て喜ぶような中高生はいないでしょう。

Z世代はX世代と比較してITリテラシーが非常に高いので、今後の社会インフラはZ世代を軸に構築されていくでしょう。今はまだ高齢者のようにITリテラシーが低い世代が存在するため、両世代に合わせたインフラ構築が必要です。しかし、今後はITリテラシーの高いZ世代、そして彼らの次の世代に合わせたインフラが構築されていくでしょう。

Z世代はSNSやニュースアプリで情報収集するため、グローバルな情報に触れる機会が多く、従来の世代よりも国際問題への感度が高いとされています。一方で実体験よりもSNSに依存する傾向が強いため、誤った情報に振り回されることも増えるでしょう。ある意味、情報コントロールしやすい世代とも言えるのではないでしょうか。

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