関西広域連合って何?
関西広域連合とは東京一極集中を改め、地方が主体的に取り組める分権型社会の実現を目指し設立されました。現在、関西の12府県市(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、鳥取県、徳島県、大阪市、堺市、京都市、神戸市)によって構成され、独自に議会や執行機関を設置し、府県市を超える広域的な課題解決に向けた取り組みや国に対する要望をおこなっています。
広域的取り組みの具体例
関西広域連合では防災、観光・文化・スポーツ振興、産業振興、医療、環境保全、資格試験・免許、職員研修の7分野の広域事務を共同で実施しています。最近では新型コロナウイルス感染症の各府県市の感染状況や対応方針を共有して方向性を確認するほか、2府4県にまたがる琵琶湖・淀川流域の水質保全や浸水被害の対策などに取り組んでいます。
- コロナ禍における広域的な医療連携
- 救急現場に出動するドクターヘリの運航範囲や費用負担の重複を解消し、効率的にカバーしあえる体制を構築
- 政府機関の地方移転
- 生涯スポーツの祭典「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の招致
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