7年ぶりの引越しで依頼した引っ越し会社は、「くらしのマーケット」で見つけたこの会社。
先日、7年間住んだ京都市左京区から京都市下京区へ引越しました。会社のオフィスが下京区にあり、今までは電車を乗り継いで約1時間かけて通勤していました。最近、その1時間が本当に勿体ないなと感じ始め(今さらかい!)、体力的にも辛くなってきたので、オフィスの近所に引っ越すことに。引越し後の通勤時間は徒歩5分。忘れ物してもすぐに取りに帰れます。新しい場所での暮らしが楽しみです。
さて、今回の引越しではいろいろと面倒なことがありました。まず家具の処分。左京区に住んでいたマンションは2DKの広さがあり、一人暮らしではありますがダブルベッドを置いたりと、広さに応じた家具を揃えていました。しかし、下京区のマンションは1DK。広さは左京区の半分以下。ダブルベッドなんて置いたら生活スペースが無くなるし。さて、どうしようか、と考えた末にジモティーという便利なサービスで家財を処分しました。
鳩よけのトゲまでタダで持ち帰ってくれたジモティー
ジモティーとはその地域に住む人々がモノやサービスを有償無償でやりとりするサービスです。例えば前述したダブルベッドは業者に依頼して処分してもらうと数万円の費用がかかります。京都市の粗大ごみ処分を依頼すれば安いのですが、マンションの1階までベッドとマットレスを運ぶ必要があり、ひとりではとても対応できません。
その点、ジモティーであればダブルベッドを無料で引き取りに来てくれます。今回も自宅まで引き取りに来てくれることを条件に掲載したのですが、すぐに引き取りが決まりました。引き取り当日も時間通り来てくれて、ベッドだけでなく、他の処分品まで持ち帰ってくれました。
その他、IKEAの食器セットや衣装ケース、カーテン、リーデルワイングラス、ロードバイク用ヘルメットなどクローゼットに眠っていた品物が次々と取引され、引越し前日には学生の一人暮らしか!というくらい荷物が減りました。
引越し業者の一括見積りは止めたほうがいい
荷物が減ったことで、引越しの料金を抑えることができます。処分前だったらファミリー引越しプランだったものが、処分後は単身引越しプランで対応できるようになりました。あとはどこの業者に引越しを依頼するか決めるだけ。実は左京区に引っ越してくる時にネットの一括見積りサービスを利用したことがあります。その時の各社からの営業電話対応が面倒で、今回は一括見積りの利用は控えました。
では、どこで探したのか。それは最近CMも流れている「くらしのマーケット」です。くらしのマーケットは水漏れやエアコン掃除などのサービスに関しては知名度が高いのですが、実は引越しサービスも充実しています。そのほとんどが一括見積対象に含まれていない小さな個人経営の業者ばかりです。当然、大手のような補償はありませんが、その分費用を安く抑えることができます。
私の場合は左京区から下京区への引越し(両方ともエレベーターあり)で、税込20,000円でした。対応してくれたスタッフは1人だけで、業者の代表者でした。正直、最初は不安だらけでしたが、結果的に満足度は高かったです。なぜなら、このような小さな業者の多くは元大手引越し会社に勤めていた人で、大手との差別化を図るために、大手には無い魅力を提供しているからです。
移動中に筋トレの話で盛り上がる
荷物の搬出はひとりで対応してくれましたが、大手のようにアルバイトスタッフが含まれていない分、とても丁寧に家具を扱ってくれました。彼いわく、「1人なので時間はかかりますが、その分丁寧に扱います」と。搬出は1時間ほどで終わり、軽トラックに同乗して下京区の新居へ向かいました。
その移動中の会話がとても楽しかったです。彼は大阪出身で元野球部員。見るからに体育会系で、筋肉隆々。筋肉の話をふると、筋トレトークが炸裂します。毎日ジムで筋トレしているようなのですが、引越しで使う筋肉はまた違うとか、効率よく筋肉を付けたいので糖分の多い酒は飲まないとか。約30分の移動でしたが、笑いありで、とても楽しい時間を過ごせました。
搬入の時に特に気に入ったのが洗濯機の設置です。大手の場合はスペースに置いて終わりだったり、設置には別料金がかかったりします。しかし、今回は設置まで丁寧に行っていただきました。仕事で家電量販店の家電設置も請け負っているため手慣れたもので、洗濯機が水平に置かれているかどうかチェックする機器まで使ってくれました。洗濯機は水平に置かないと振動が強くなり、音が大きくなるのだとか。
次に引越しがあってもここに頼みたくなる業者
この引越業者は「GB総合軽貨物サービス」。店長の森さんが1人で経営していますが、いずれスタッフを増やし規模も大きくしたいのだとか。規模が大きくなっても彼の経営方針が維持できれば、きっと素晴らしい会社になると感じました。興味のある方は「くらしのマーケット」のこのページをご確認ください。