Amazon Music Primeが200万曲から1億曲へ。BGMとしての利用価値がアップ
先日、AmazonからAmazon Music Primeのリニューアルに関するお知らせが届きました。そのリニューアルの内容は次の4つです。
- 広告なしのシャッフル再生でお楽しみいただける楽曲数が200
万曲から1億曲に大幅拡大 - 独占配信番組、新番組の追加など、ポッドキャストもますます充
実 - さらに、人気の楽曲なども収録した、自由に曲を選んで再生でき
る厳選プレイリストも - もちろん、追加料金なしでお楽しみいただけます
一番大きな変化は1番目です。従来は200万曲という曲数しかありませんでした。例えば、僕が好きなPerfumeであれば、アルバムの中の半分くらいの曲しか聞くことができず、本当に聞きたい曲を聞くには有料会員（unlimited）に入会するしかありませんでした。
しかし、今回のリニューアルにより1億曲まで増え、今まで対象外だった曲も聞けるようになりました。これは素晴らしいことで大歓迎なのですが、一方で一部の人には弊害も出ています。それはシャッフル再生しかできなくなったこと。Spotifyと同じ仕組みです（ただしAmazonの場合は広告は入りません）。
僕はPerfumeのライブで歌われたセットリストをそのままプレイリストにしています。この曲順には意味があるので順番に聞きたいと思っているのですが、今回のリニューアルによりそれができなくなります。シャッフル再生なので、いきなりエンディング曲が流れることもあるわけです。
このように特定の曲だけを聞きたい人にとっては今回リニューアルは改悪だと感じるでしょう。僕の場合はApple Musicに入っているので何の問題もありませんが、Amazonを主体に使っている人にとっては痛いでしょうね。
使い方によっては改悪ではなく改善
今回のリニューアルにより単純に聴ける曲数が増えたわけですので、シャッフル再生により新しく出会える曲も増えたことになります。仕事中や読書中にBGMとして音楽を流す人にとっては、今まで以上に使い勝手がよくなったのではないでしょうか。曲数が少ないと同じ曲ばかりかかってしまうからです。
音楽以外ではポッドキャストがかなり充実しました。僕のように音楽は他のサービスを利用して、ポッドキャスト目当てでAmazonを利用するのもアリなのではないでしょうか。ポッドキャストはダウンロードすることもできるので、新幹線や飛行機など移動中に聴くこともできます。
このように使う人によって改悪だったり改善だったりするリニューアルでした。まあでも、プライム会員の多くはプライムビデオと送料無料が目当てで使っている人が多いため、今回のMusicのリニューアルはそれほど影響ないと感じます。僕も長年プライム会員ですが、今回のリニューアル程度で解約しようとは全く思いません。
年間数千円でこれだけのサービスを提供してくれるAmazonに感謝です。
