マネックス証券が2023年3月25日から暗証番号を廃止し、取引パスワードを採用
マネックス証券では取引のセキュリティ強化を目的に、2023年3月25日から従来使用していた数字4桁の暗証番号を廃止して、8文字以上の取引パスワードを採用すると発表しました。長年、マネックス証券を利用している私としては面倒な作業が増えるな、と感じます。が、たしかに数字4桁の暗証番号はセキュリティ的に非常に脆弱ですので仕方がないことでしょう。
この取引パスワードの移行に伴い増えるのが、「取引(売買)」における取引パスワードの省略設定です。現行でも暗証番号を省略することはできるのですが、数字4桁だけだから省略しなかったユーザも多いはずです。それが8文字以上の複雑化したパスワードになるのなら、最初から省略設定するほうが楽です。でもそうなると、結局このパスワード強化策は一体何だったんだってことになりかねません。
結局は個人の判断であり、マネックス側としてはセキュリティ強化策を施したという事実が重要なのでしょう。
対応スケジュール
暗証番号から取引パスワードへの移行スケジュールです。
2023年3月25日 | 現「暗証番号」の利用期限 |
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2023年1月21日〜3月25日 | 「取引パスワード」の任意設定期間 |
2023年3月25日 | 「取引パスワード」「電話認証番号」の利用開始 |
取引パスワードの設定条件
- 8文字以上20文字以内
- 半角数字、数字、記号から少なくとも2種類以上を使用
上記以外にも様々な条件があります。特に「二要素認証」を設定しているか否かで対応が変わります。口座をお持ちの方は早めに確認しておくことをオススメします。
(参考)マネックス証券「【重要】パスワード複雑化によるセキュリティ強化対応」
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