2022年12月16日に大阪・南港に「星のリゾート　リゾナーレ大阪」が開業し話題になりました。その理由は2つあります。

1つは「ハイアット・リージェンシー大阪」との共同運営であること。星のリゾート・リート投資法人が所有する「ハイアット・リージェンシー大阪」の4フロア64室をリゾナーレブランドとして、星のリゾートとハイアットが共同で運営します。この運営方式が珍しく、またリゾナーレブランドが関西で開業するのは初となります。

2つ目は世界で最も先進的な幼児教育「レッジョ・エミリア・アプローチ」を採用した日本初のリゾートホテルであること。最上階の28階に約470平方メートルのアトリエを設けました。子どもに芸術に興味を持ってもらうために、「興味エリア」「探索エリア」「表現エリア」の3区画を設け、芸術の専門家「アトリエリスタ」が子どもたちの表現活動をサポートします。このアトリエは1泊1人あたり15,000円（宿泊料別）で利用できます。

また、客室64室のうち24室は専用のクレヨンで壁や窓に絵を描いて楽しめる「アトリエルーム」になっています。ホテルの客室はきれいに使うものだと思っている大人からすると斬新な発想ですよね。当然、宿泊料はそれなりにかかりますが、子どもの芸術的な感性を高めたいと考える親にとっては決して高くない料金だと思います。

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