ジワジワと人気上昇中!茶色のトイレットペーパー
トイレットペーパーと言えば真っ白なものが標準です。しかし、最近では茶色のトイレットペーパーが増えています。白色も茶色も再生紙を使用している点は同じなのですが、原料が異なります。
白色は印刷用紙が原料なのですが、茶色はダンボールや無漂白の飲料容器を使っています。そのため、ミルクティーのような薄茶色な色合いになります。なぜ、このように色が変化しているのでしょうか。それはデジタル化が影響しています。デジタル化が進歩したことで印刷用紙の使用量が減りました。逆にAmazonや楽天などネットショッピングの広がりでダンボールの需要は増えました。だから、ダンボールを再利用したトイレットペーパーが増えています。古紙原料が変化しているからこそ出てきた商品、面白いですよね。
茶色のトイレットペーパーは今後の需要が増えると見込まれていますが、現在はまだ生産量が少なく、白色のトイレットペーパーよりも割高です。それでも環境意識の高いユーザや、オーガニック商品を好んで選ぶユーザから好評だということです。スーパーでこの商品を見かける機会はまだ少ないと思いますが、ネットでは販売されていますので、興味のある方はぜひ一度使ってみてください。