令和4年度「なでしこ銘柄」に選ばれた17社
2023年3月22日、経済産業省は東京証券取引所と合同で、女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として、全17業種から1社ずつ合計17社選定しました。「なでしこ銘柄」は、女性活躍推進に優れた上場企業を選定し、中長期の企業価値向上を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することにより、こうした企業への投資家の関心を一層高め、各社の女性活躍推進に向けた取組を一層加速化させていくことを狙いとした取組です。
令和4年度(2022年度)の「なでしこ銘柄」は次の17社が選定されました。投資先を見つける際の参考にどうぞ。
- 味の素株式会社(2802)
- 出光興産株式会社(5019)
- 株式会社LIXIL(5938)
- 株式会社資生堂(4911)
- 大塚ホールディングス(4578)
- 株式会社アイシン(7259)
- 古川電気工業株式会社(5801)
- 株式会社小松製作所(6301)
- 富士通株式会社(6702)
- 株式会社メンバーズ(2130)
- 東京瓦斯株式会社(9531)
- 株式会社商船三井(9104)
- 双日株式会社(2768)
- 株式会社丸井グループ(8252)
- 株式会社千葉銀行(8331)
- SOMPOホールディングス株式会社(8630)
- 三井不動産株式会社(8801)
日本の企業における女性の活躍について
日本の企業において、女性が活躍することは、過去数十年間で改善されてきていますが、まだまだ課題が残されています。
一方で、女性の活躍促進に関する法律や政策が整備されてきており、多くの企業が女性が働きやすい環境づくりに取り組んでいます。例えば、女性管理職比率の目標設定や、育児や介護をする従業員への柔軟な勤務時間制度の導入などがその一例です。
しかし、実際の現場では、女性が管理職に就くことが少ないことや、男女の賃金格差が残るなどの問題がまだまだあります。また、女性が出産や育児をすることで、キャリアに影響が出ることが多く、女性のキャリアアップが阻害されることもあります。
そのため、女性の活躍促進に向けた取り組みが継続されることが必要であり、より多様な人材を活用し、企業の発展を促進することが求められています。