新旧NISAの比較表
2024年からNISAが拡充されるのはご存知でしょうか?
NISAは日本の個人投資家向けの制度であり、NISA口座を開設することで、株式や投資信託などの資産を非課税で運用することができます。2014年に導入された制度で、毎年最大で120万円までの投資が非課税となります。また、NISA口座を開設した年から5年間は、その年の投資額が非課税の対象となります。
口座開設の制限はありませんが、口座を複数開設しても、年間120万円を超える投資額は非課税の対象外となります。また、NISA口座での取引は、原則として現金のみで行われるため、信用取引や先物取引は利用できません。
このNISAが2024年にどのように変わるのか、従来の内容と比較してみましょう。
新旧NISAの比較表
現行NISA
年間投資枠 | つみたてNISA:40万円、一般NISA:120万円 |
---|---|
非課税保有期間 | つみたてNISA:20年間、一般NISA:5年間 |
非課税保有限度額 | つみたてNISA:800万円、一般NISA:600万円 |
併用の可否 | 選択制(いずれか) |
新NISA
年間投資枠 | つみたてNISA:120万円、一般NISA:240万円 |
---|---|
非課税保有期間 | 無制限 |
非課税保有限度額 | 1800万円(内成長投資枠は1200万円) |
併用の可否 | 併用可 |
一番大きな変化は年間投資額が増えたことでしょう。現行では40万もしくは120万円のいずれかですが、新NISAではつみたてと一般の併用が可能になるため、年間360万円まで投資することができます。この変更により今まで以上に市場への資金の流れが期待でき、それにより資金確保に動く企業も増えてくるでしょう。
投資家によっては良いことしかないので使わない手はありません。まだNISAを使っていない方はぜひその仕組を調べてみてください。
リンク