【49歳パタヤ旅】楽天モバイルは海外の方が利用価値が高いが、注意も必要
49歳パタヤ旅。今回は現地でのスマホの利用に関する記事です。
6月19日(月)の午後にスワンナプーム国際空港に到着後、まず最初に行ったことはスマホのローミングをONにしたこと。これをしないと海外ではデータ通信を行うことができません。今回僕は日本でサブ回線として利用していた楽天モバイルをローミングして海外で使うことにしました。
海外で楽天モバイルを利用するメリット
一般的に海外でデータ通信を行う場合、国内もしくは渡航先でSIMを購入して、現地の通信会社のサービスを利用します。タイで利用できる通信会社は主に3社あるのですが、だいたい7日間使い放題で1,000円程度です。ただし、現地の通信会社のサービスなので、日本の電話番号は使用することができません。また、SIMカードを入れ替える作業や、日本で使っているSIMを旅行中無くさずに保管する手間もかかります。
僕はそのような作業や手間を避けたかったので楽天モバイルを選びました。まず、楽天モバイルは利用するための手続きが簡単です。スマホの設定からデータローミングをONにするだけです。SIMカードの差し替えは必要ありません。さらに、日本で使っている電話番号がそのまま使えます。家族や友人、会社にその電話番号を伝えておけば、緊急連絡先として利用できます。
その他、次のようなメリットもあります。
- 月間2GBまで追加費用無しでデータ通信ができる
- 専用アプリを使えば国際電話も無料でかけ放題
- 専用アプリを使えば国際SMSも無料で送り放題
今回6泊7日でパタヤに滞在しましたが、2GBは最初の4日間で無くなりました。省電力モードにして、バックグラウンド通信を少なくしてその程度です。だから、1ヶ月で2GBは少ないかなと感じました。では、2GBを超えた場合、どうすればよいのか。
とても簡単です。楽天モバイルのアプリからデータ容量をチャージするだけです。1GB単位で追加でき、1GBで500円と分かりやすい料金設定。僕は今回2GBを追加して、計1,000円の追加料金を支払ました。
海外で楽天モバイルを利用するデメリット
これはデメリットと言えるのかどうか分かりませんが、アプリを使った国際通話をする場合、通話品質は非常に悪く、相手の音声が聞きにくかったり、自分の声が相手に届きにくい状態が頻発します。
僕は空港に到着した際、送迎ドライバーが見つからなかったため、そのドライバーに直接電話をかけました。しかし、相手に繋がっても、声が聞きにくかったり(さらにタイ語だったので何を言っているか分からない)、こちらの声が相手に届いていないみたいで、相手はずっと「Hello〜」と言い続けていました。
原因はよく分かりませんが、楽天モバイルのアプリ通話はIP電話と同じ方式なので、通常の通話サービスより元々品質は劣ります。さらに、海外で使うと通信回線が3Gになるので、さらに品質が悪くなる感じです。
ということで、楽天モバイルはデータ通信を目的として海外で利用するには満足度は高く、一方で通話はあまり機能しないと考えた方がよいでしょう。もちろん、これはタイに限ったことかもしれませんが。
楽天モバイルは契約事務手数料が無料なので、海外旅行のためだけに回線を契約するのもアリだと思います。電話番号も取得できますし、全く使わなかったとしても月1,000円程度の出費で済みます。これから日本人が海外旅行する機会も増えると思います。そんな時の選択肢のひとつとして楽天モバイルを検討してみてください。