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PBRが低い地方銀行ランキング

一般的に株価指数のPBR(株価純資産倍率)が低いと割安な銘柄だと判断されます。一方で、株価が純資産を割り込んでいる状態が長く続いている銘柄に関しては、その状態が本来の企業価値であるとも判断されます。だから、単純に低PBRだからといって全ての銘柄に割安感があるのではなく、他の指標も合わせて判断する必要があります。

日本では特に地方銀行が低PBR銘柄として目立ちます。なぜ、地方銀行のPBRが低くなるのでしょうか。いくつかの理由が考えられます。

  • 超低金利環境により、利鞘収入が減少している
  • 人口減少や少子高齢化により、貸出先の減少が予想されている
  • デジタル化の進展により、競争が激化している
  • 地方銀行の統合が進んでおり、競争力のある地銀が少ない

これらの要因により地方銀行の株価は低迷し、PBRが低下していると考えられます。

本来、このような状態であれば株式を購入する投資家は少ないように思われがちですが、地方銀行の場合はPBRだけでなくPERも低く、株価も安いので購入しやすく、また比較的配当利回りも良いので、長期間保有するメリットは大きいと考えます。

最近ではこのような条件から地方銀行株を購入する投資家が増え、株価は上昇傾向にあります。それでは具体的に地方銀行のPBRがどのくらい低いのかご紹介しましょう。

PBRが低い地方銀行ランキング10
  • PBRは実績PBRを元にしています
  • 東証上場企業だけを対象にしています
1位 大光銀行(0.14倍)
2位 高知銀行(0.15倍)
3位 栃木銀行(0.18倍)
4位 大分銀行(0.19倍)
5位 東和銀行(0.20倍)
5位 百十四銀行(0.20倍)
7位 山梨中央銀行(0.21倍)
8位 ほくほくフィナンシャルグループ(0.26倍)
9位 筑波銀行(0.30倍)
10位 千葉興業銀行(0.33倍)

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