GoogleのBardが7月13日に機能の大幅アップデート
Google BardはGoogleが開発した大規模な言語モデルです。テキストやコードの膨大なデータセットでトレーニングされており、テキストを生成し、言語を翻訳し、さまざまな種類のクリエイティブ コンテンツを作成し、有益な方法で質問に答えることができます。
このGoogle Bardが7月13日に大幅に機能追加されました。今回はどのような機能が追加されたのかご紹介します。
Bardを利用できる地域・国、言語を拡大
アラビア語、中国語(簡体字、繁体字)、ドイツ語、ヒンディー語、スペイン語など、40 以上の言語に対応するようになりました。また、欧州連合(EU)全体(27 か国)、ブラジルなど、ご利用いただける地域も広がりました。
BardにGoogleレンズを導入
Bard との会話にテキストだけでなく画像もアップロードすることが可能となり、まったく新しい手段で想像力や創造性を高められるようになりました。まず英語からBard にGoogleレンズを導入しました。
Bard が回答の読み上げに対応
ヒンディー語、スペイン語、アメリカ英語など、40 を超える言語で、Bard にテキスト読み上げ機能を追加しました。
固定したスレッド、最近のスレッド
Bard との以前の会話を中断したところから再開し、ニーズに応じて整理できるようになりました。会話を固定したり、会話の名前を変更したり、一度に複数の会話を進めたりする機能が追加されました。
Bard との会話を他のユーザーと共有
Bard とのチャットの一部またはすべてを他のユーザーと簡単に共有できるようになりました。共有可能なリンクを介してチャットやソースをワンクリックで表示できるため、Bard で作成した内容を他のユーザーがシームレスに表示できるようになります。
Bard の回答の書き換え
Bard の回答を書き換える場合に役立つ 5 つの新しいオプションを導入しました。タップするだけで、回答をよりシンプルにしたり、長くしたり、短くしたり、専門的な表現にしたり、くだけた表現にしたりできます。
Replit に Python コードをエクスポート
Google は、Bard のコード エクスポート機能の拡張に継続的に取り組んでおり、Google Colab に加え、Replit にも Python コードをエクスポートできるようになりました。