2023年11月10日から上七軒 北野灯路のライトアップが開催(京都)
京都市では花街文化を大切にし、それを「京・花街の文化」として無形文化遺産として認め、その魅力を伝え、未来に受け継ぐ取り組みを行っています。この文化は、京都の歴史や文化をつなぐ大切な一部です。
さらに、京都市は「おもてなし文化~受け継がれゆく京の花街~」として、文化庁の日本遺産「候補地域」に認定され、今後、日本遺産としての認定を目指しています。この認定は、京都のおもてなし文化を称えるもので、その価値を高く評価しています。
そして、特別なイベントとして、風情ある花街・上七軒の美しい街並みを楽しむため、みたらし団子に由来する上七軒の紋章がデザインされたオリジナル灯籠によるライトアップを実施します。同時に、上七軒匠会の店舗を巡る楽しいスタンプラリーを開催し、舞妓との写真撮影や上七軒歌舞練場の見学を楽しめます。また、素敵な景品もご用意しています。ぜひ、この素晴らしい文化を体験し、楽しんでください。
開催概要
開催期間 | 2023年11月10日(金)〜12月3日(日) |
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参加費 | スタンプラリーはスタンプ取得に必要なお買物代金(金額問わず)が必要 |
内容 |
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参考 | 上七軒匠会 |
上七軒とは
上七軒は京都市上京区にある祇園や先斗町と並ぶ京都を代表する花街です。室町時代に北野天満宮の再建の際に残った資材を使って7軒の茶店を建てたのが始まりとされています。桃山時代に豊臣秀吉が北野で大茶会を開いた折に茶店側は団子を献上したところ大いに誉められて以来、また西陣の結びつきで花街としての繁栄を極めました。
上七軒通という花街通りが北野天満宮の東門まで続いています。花街通りには、お茶屋や料亭、お土産屋などが立ち並び、芸妓や舞妓が行き交う姿を見ることができます。上七軒の年中行事としては、春の「北野をどり」、夏の「寿会」、秋の「五花街合同公演」などがあります。
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