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円安の時に増やしておきたい資産って何?

円安時に増やしておきたい資産はいくつかあります。しかし、投資は自己責任であることを忘れずに。投資には必ずリスクが伴います。十分な知識を得た上で、慎重に投資判断を行いましょう。

1. 外貨建て資産

円安になると、外貨建て資産の価値が上昇します。具体的には、以下のような外貨建て資産が考えられます。

  • 外貨預金(米ドル、ユーロ、豪ドルなどの外貨で預金する)
  • 外貨建て投資信託(外国株式や債券に投資する投資信託)
  • 外貨建てETF(外国株式や債券に投資するETF)
  • (世界的な共通の価値尺度として古くから重宝されてきた貴金属)

私を含め、多くの投資家は円建て資産よりもドル建て資産を増やしています。今は為替介入により極端な円安にならないようにセーブされていますが、実弾が効かなくなれば円安はさらに進むと考えている投資家が多いです。海外で年金暮らしをしている私の知人(金融出身)は、いずれ円は200円に届くだろうと行っていました。

そして、金です。今年の4月に行ったチェンマイの市場の中にある貴金属ショップは多くの中国人で賑わっていました。日本人が金に興味な無くても、経済が安定しない国の人々は金を買っています。円を持つよりも金を持つほうが資産価値が高くなるかもしれません。

2. 米国株

米国株は世界経済を牽引する米国企業の株式です。米国経済が成長している間は、米国株の価値も上昇する傾向があります。

コロナ前の私の資産ポートフォリオは6:4で国内株式が多かったのですが、現在は3:7で米国株を増やしています。円でどれだけ稼いでも、円そのものの価値が下がれば、実質的な利益は減ってしまうからです。今はどれだけドルで稼ぐかが投資テーマになっています。きっと、私のような投資家は他にもたくさん存在すると思います。

3. インフレに強い資産

インフレが懸念される場合にはインフレに強い資産への投資も検討できます。具体的には以下のような資産が考えられます。

  • (インフレに強い資産として知られています)
  • コモディティ(原油や金などの商品)
  • インフレ連動債(インフレ率に応じて元本や利息が調整される債券)

いずれにしても、投資においては分散が大切です。ドル一極集中で投資した場合、仮に1ドル130円台のように円高に振れた場合、資産価値が大きく目減りします。投資は増やすことよりも、いかにして減らさないかが大切。リスクを大きくしないで、堅実に資産を増やしていきましょう。

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