非エンジニアにおすすめの、ノーコード教育サービス
今まではネットサービスを開発しようとする場合、プログラミング技術を保有するエンジニアに依頼することが常でした。しかし、最近では非エンジニアでもサイトやアプリを開発することができるサービスが充実しています。それが「ノーコード」と言われるものです。同じような言葉に「ローコード」がありますが、ノーコードはローコードよりも更に簡単にプログラミングできるサービスです。
なぜ、今ノーコードが充実してきているのでしょうか。その一番の理由は人材不足です。世の中の需要に対して人材供給が追いついていない状態で、従来のようなプログラミング技術を習得したエンジニアを待っていては企業はビジネスを進めることができません。このような課題にノーコードがマッチしたわけです。ノーコードが普及すれば非エンジニアでもアプリが開発できます。企画やマーケティングなど既にアイデアを持っている職域の人であれば、わざわざエンジニアに開発を依頼しなくても自身でアプリをリリースできてしまいます。つまり、ノーコードを導入すれば人材不足だけでなく、スピード感を持ってサービスをリリースできます。
もちろん、ノーコードだけで完璧なアプリが開発できるわけではありません。最終的にはエンジニアと協働して完成度の高いサービスに仕上げる必要があります。しかし、変化の激しい世の中においては完璧さよりもスピードが必要になるためノーコードの需要は高まると言えるでしょう。
ではこれからプログラミングを学ぶ場合、非エンジニアはどのようなノーコード教育サービスを利用すればよいのでしょうか。そこで今回は国内で展開する主なノーコード教育サービスをご紹介します。
主なノーコード教育サービス
idemo
- 定額制で「Bubble(バブル)」を学習できるサービス
- https://idemo-nocode.com/
For A-career
- 「アダロ」等をベースに企業の新規事業担当者に短期間指導
- https://www.f-a-c.co.jp/
キラメックス
- Googleの「アップシート」を使用したアプリ開発
- https://www.kiramex.com/
udemy
- ノーコードに関する多数のコースを開設
- https://www.udemy.com/
米国調査会社のガートナーによると、ノーコードに関する市場規模は2023年に世界で約2兆2,000億円と、2019年の約2倍になる見込みです。今後はマイクロソフトなど大手も参入する予定で、ノーコードサービスが充実することは間違いないでしょう。また、今後ノーコードが充実するに従い、ますますアイデアや創造性が重要視されるようになるのではないでしょうか。