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入院する時に確認するインターネット環境のこと

入院することが決まった時、入院時の過ごし方について病院と打ち合わせをすることになります。多くの病院では「入院のしおり」のような資料が用意されていて、入院時に用意するものや入院費用等について詳しく記載されています。

その打ち合わせの際に確認してもらいたいことがあります。それがインターネット環境です。入院は治療を行っている時間よりもベッドで過ごす時間の方が長いです。その時間を有意義に過ごすには、インターネット環境が不可欠です。

では、病院側に何を確認すればよいのでしょうか。それは次の3つです。

  1. Wi-Fi環境があるのかどうか。それは無料なのか有料なのか
  2. Wi-Fiルーターの持ち込みは可能なのか
  3. テザリングは可能なのか
 Wi-Fi環境の有無

最近は無料で利用できるWi-Fiを提供する病院が増えています。特に入院が必要となるような手術が行われる大学病院や赤十字病院など大規模な病院や、患者サービスが充実している民間病院では無料Wi-Fiを提供している可能性が高いです。一方、地方の中小規模の病院では導入率が低いと思われます。

無料Wi-Fiの場合は入院時に、その使い方に関して説明があるでしょう。ただし、接続に関する技術サポートに関しては病院側が対応することはありません。与えられた接続情報を元に自分でなんとかしましょう。

また、Wi-Fiは提供されているものの、有料サービスの場合もあります。この場合はどの程度の料金が発生するのか確認しておきましょう。後になって高額請求されたら困りますよね。

 Wi-Fiルーターの持ち込み

病院の中にはWi-Fiは提供するものの、Wi-Fiルーターの使用は認めていないケースが多いです。その理由は医療機器への影響です。医療行為に影響を与える可能性があるものを排除するのは当たり前のことです。だから、その代わりに病院側でWi-Fiを用意しているのでしょう。

中にはWi-Fiルーターの持ち込みをOKにしている病院もあります。その場合、持ち込むルーターが電波障害を起こさないものであることが前提です。事前に持ち込むルーターの仕様を調べましょう。ただし、病院スタッフにはそのような技術に詳しい人は常駐していない可能性が高いです。

 テザリングの利用

最近は楽天モバイルのように定額で容量使い放題のサービスが増えています。そのようなサービスを使っているのであれば、Wi-Fiルーターの代わりとして利用することができます。ただ、Wi-Fiルーターと同様にテザリングを禁止している病院は結構多いです。こちらの理由も医療機器への電波干渉です。

以上のことから、病院でインターネット環境に接続したい場合は、Wi-Fiを提供している病院を優先して選びましょう。もし、Wi-Fiを提供していない場合はWi-Fiルーターやテザリングの利用が可能なのか確認しましょう。全てが利用不可という病院もあるはずです。そのような場合は、その病院を選んだ自分を責めましょう。

病院において医療機器への電波干渉は、時に生命に関わる危険なことです。自分だけでなく他の患者にも影響を与えることですので、自分で判断しないで必ず病院に確認をとるようにしましょう。自分勝手な行為で他の患者に危険が及んだ場合、当然ながらその責任を負うことになるからです。

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