産業用地とは工場、倉庫、物流施設、製造プラント、研究開発施設などの産業活動に使用される土地や建物のことを指します。これらの施設は生産や加工、保管、配送などの産業活動を行うために必要とされる場所です。

産業用地には大規模な工業団地や工業エリア、個別の工業用地、商業施設と併設された工業施設などが含まれます。産業の発展や地域経済の成長に重要な役割を果たしており、地域の雇用創出や経済活動の活性化に貢献しています。

産業用地は通常、工業地帯や商業地域に配置され、適切なインフラ（電力、水道、排水など）や交通アクセス（道路、鉄道、港湾など）が整備されていることが求められます。また、環境規制や建築規制などの法的制約も考慮される必要があります。

このような産業用地を探すための検索サイトが経済産業省から提供されました。

 METI土地ナビとは

METI土地ナビでは産業用地に求める条件や、地図上から産業用地を検索することができます。ポイントは次の3つです。

1. 工場立地法に基づく調査結果を踏まえ、産業用地情報をわかりやすく掲載
2. 自治体における企業誘致の取り組みや立地企業の声を掲載
3. 産業用地整備に必要な手続きフローやポイントをまとめたガイドブックを掲載

検索には細かい条件を付け絞り込むことができます。地域はもちろん、利用可能面積、高速道路ICからの距離、工業用水の有無、インターネット回線敷設有無など細かい設定が可能です。また、住所検索では緯度・経度や、中心点からの距離で検索することもできます。

現時点で最も土地が多いのが北海道で122件、私が住む京都では13件、沖縄にも6件の土地が登録されています。

今後、産業用地が必要になる時は利用してみてはいかがでしょうか。

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